私どもが使用している洗剤は、スイスで研究開発されたました。
環境ホルモンや、発ガン性物質を含有しない皮膚に優しいタイプだけです。
また、安全性基準が、世界一厳しいヨーロッパで認証されたものでもあります。
ヨーロッパにはライン川という、たくさんの国にまたがって流れている河川があります。
もしも、その中の1カ国が、汚水を河川に流した場合、その下流域にある国に大変な迷惑・被害が発生します。
ですから、その水質保持の規制が、厳しく導入されているんです。
その規制数値を、軽々とクリアしたものが、当店で使っている洗剤なんですね。
だから、アトピー性皮膚炎などの、アレルギー性疾患の方にも、安心してご利用いただけます。
そして、この最高級洗剤を、お布団の素材ごとに、最適なものをチョイスして使っています。
例えば・・・
「この羽毛布団は、こんな汚れが付着しているようだから、これとこれを調合してっと!」
とか、
「うん、この綿布団は、ちょっと生地がデリケートだから、じんわり優しく働くコレと、その効果がもっと引き出されるコレを合わせて使っちゃおう!」
こんな具合です。
長年の研究から、生まれた調合ノウハウを、駆使しながら、丁寧に洗い上げるんですね。
また最近では、一部の業者さんが、色鮮やかに見せるために、漂白剤や蛍光増白剤を、使用しているところがあります。
いずれの薬剤も、汚れを落としているのではなく、ただ単に、白色系のお布団の白さを、強調させるだけもの!
私どもは、このような上辺だけ取り繕うようなものは、絶対に使用しません。
それに、このような薬剤が原因で、お客様がアレルギー性疾患になる可能性も、ゼロとは言い難いです。
『見栄えよりも中身で勝負!』
見えない部分の中綿は、汗汚れがたっぷり!
その隅々まで、しっかりと洗い上げることが弊社が使命と考えています。
なお石鹸での洗浄につきましては、布団クリーニングには不的確と考え、当店では使用しておりません。
石鹸は、一般的に油(牛脂、やし油など)と水酸化ナトリウム(アルカリ)で作られてます。
このアルカリ成分が、お布団の染料を流れ落ちてしまうばかりか、中綿がガサついてしまうんですね。
特に、羽毛や羊毛布団の素材は、アルカリに敏感な動物性繊維を使用してるので、著しく中綿が硬くこわばります。
時には、収縮することも!
また、ポリエステルなどに付着されている、滑り感を際立たせる薬剤を使用しているお布団も、最近は大変多いのです。
これが脱落して、無惨な手触りになる可能性もあります。
石鹸の原料は、天然であっても、製造過程で分解されにくい油分(N-hex)が、どうしても形成されていまうことは、あまり知られておりません。
N-hexは、重要な水質汚染項目のひとつです。
私どもは、布団をきれいに洗い上げるとともに、未来ある子供達のためにも、環境を守らなくてはいけないと考えます