発生時期:夏~秋
発生場所:
家の天井裏や、軒先に巣を作ります。
巣は、夏頃から作って、秋に大きくなります。
被害内容:
家の軒先などに作った巣に、触れたり近づくと、攻撃のため、刺します。
刺すのは、働きバチです。
応急処置:
刺されたら、抗ヒスタミン軟膏を塗りましょう。
アンモニア水は、あまり効果がないようです。
ハチが襲ってきたら、急いで逃げましょう。
駆除方法:
巣を家に作られてしまったら、かなり危険です。
専門の駆除業者さんに、依頼をしましょう。
やむを得ない場合は、市販のハチ用殺虫スプレーを、使用しましょう。
予防対策:
巣を作られないようにする対策は、残念ながら、今のところありません。
巣に何もしなければ刺されませんので、見つけても近寄らないようにしましょう。
発生時期:春~秋
発生場所:
古いたたみの中や、いたんだ食品(パン粉・小麦粉)など。
家屋害虫のシバンムシに寄生して生活してます。
ですから、この虫がいなければ、アリガタバチも出ません。
被害内容:
虫は見えないのに、寝ていると、いきなり刺されて非常に痛いです。
応急処置:
まず、着ている服や布団を、1度しっかりと洗いましょう。
そして、再び刺されないように、加熱消毒もします。
刺された所には、虫さされの薬を塗りましょう。
駆除方法:
古いたたみが、繁殖場所になるケースが多発してます。
奥まで駆除するのは、難しいので、廃棄されるのが賢明!
また、栄養源となる食品も、古い物は捨てます。
その後、室内にスプレー式薫蒸剤(フォグロン)を散布します。
アリガタバチの発生の原因、シバンムシを駆除するのが先決です。
予防対策:
過去に発生したことのある家は、ベッドで寝ることを、お薦めします。
高温多湿の家は、畳をまめに取り換えて、通気性を確保しましょう。
湿気を含んだ乾物食品は、絶対に捨てること!