発生時期:初夏~秋
発生場所:
家の床や、畳に溜まった埃(ハウスダスト)の中に、生息します。
エサとなるチリダニやコナダニが増えると、二次的に増加してきます。
被害内容:
増えると脇の下など、皮膚の柔らかい部分を、刺すことがあります。
発生時期:初夏~秋
発生場所:
家具や畳に溜まった埃が発生源となるケースが多いです。
また、高温多湿の部屋で大発生します。
このダニ自体に、害はありません。
ですが、これをエサとするツメダニが発生することがあります。
この場合、ツメダニが人体の皮膚を刺します。
目に見えないので、皮膚炎などが発症してから気づく場合が多いです。
被害内容:
畳の部屋から大発生し、皮膚アレルギーや、喘息に陥る人もいます。
応急処置:
刺咬害や皮膚炎が、チリダニによるものか、業者に調べてもらいましょう。
大発生してしまうと、家庭内でできる処置方法はありません。
駆除方法:
畳の加熱消毒と、強い殺虫剤の散布の併用で対処します。
しっかりとした知識がある駆除業者に依頼しましょう。
予防対策:
湿度が大きく影響するので、部屋の換気を心がけます。
畳は、少なくても1年に1度は日光消毒しましょう。
布団も、日差しがある日に干すとともに、その後は、必ず掃除機で埃などを吸引します。
また、半年から1年の期間で、クリーニングに出しましょう。
発生時期:春~秋
発生場所:
穀類や小麦粉、煮干やカツオブシ、肉類など、食品により発生する種類は異なります。
これらの食品が、一定の時間にわたり、湿気を含んだ状態となった時に、多く発生します。
被害内容:
突然、食品の表面に大量発生します。
種類により、対象食品が違ってきます。
このダニ自体に害はありません。
ですが、これを捕食するツメダニが発生すると、深刻な状態となります。
ツメダニは、人の皮膚を刺します。
応急処置:
コナダニは、かなり小さいので、肉眼で見分けがつきません。
湿気を帯びた場所にあった食品は、全て捨てたほうがよいでしょう。
駆除方法:
食品を取り除いた棚や収納庫に、バルサンなどを噴霧します。
予防対策:
保存食品でも、長期間(1年以上)家に置いてあったものは、捨てるように心がけます。
保存食品は、常に涼しくて、通気性の良い場所で保管しましょう。